※一部間違いがありましたので修正しました 11/22※

総務省が16日付で告知した
ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集
ではアマチュア無線の免許申請の簡素化など多くの改正案が盛り込まれているようです。
免許申請の簡素化が進むのは良い動きとは思います。ただ、周波数の使用区分について我々CW愛好者にはつらい動きがあります。
別添12
アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別を定める件(告示)【新規制定】
によるとHF帯のCW専用帯は3.5MHzのみ10KHz増、WARCバンドはすべて10KHz削減、
※1.8MHzは総務省としては+15KHz増となるが、現行のJARLバンドプランに合わせる動き※

A1A専用帯(もともと専用でないバンドは省略)
バンド:  現行  → 改正案 (増減KHz)
1.8MHz: 1810-1825※ → 1800-1830 (+15)  
※JARLバンドプランは1800-1830
3.5MHz: 3500-3520 → 3500-3530 (+10)
7MHz : 7000-7030 → 変更なし
10MHz :10100-10130 → 10100-10120 (-10)
14MHz :14000-14070 → 変更なし
18MHz :18068-18090 → 18068-18080 (-10)
21MHz :21000-21070 → 変更なし
24MHz :24890-24910 → 24890-24900 (-10)
28MHz :28000-28070 → 変更なし
V/UではCW専用帯が維持されるのは430MHzのみのようです。
CWはますます肩身が狭くなっていきます。

参考:現行総務省告示 周波数区分  https://www.soumu.go.jp/main_content/000701469.pdf